カラーコレクションについて

①読み込み→タイムライン→ファイルを読み込む

 

②色を整えるのにはスコープが必要です。

 

ベクトルスコープ

こちらは、ベクトルスコープです。

ベクトルスコープは、映像内の色相彩度を測定・表示したモニターです。「色相」とは色の種類で、「彩度」とは色の濃さのことです。円が色相を示し、中心からの距離が遠いほど彩度が高くなります。

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波形モニター

一方こちらは、波形モニターで映像の水平ラインの輝度信号と色信号を波形で表示させ、合成させて表示させることができるスコープです。

縦軸が輝度を表し、横軸は画面と対応しています。

 

下の波形はRGBそれぞれを合わせたものです

※RGBの3成分が重なった部分は白く表示する

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下の波形はパレードと呼ばれ、RGBのそれぞれの輝度成分の分布を表示するf:id:japanprint1819:20220119180651j:plain

 

 

2種類の違い

・色をあらわす信号(色信号・クロミナンス)の方向量(ベクトル)を計測するのがベクトルスコープ

 

・明るさを表す信号(輝度信号・ルミナンス)を計測するのが波形モニター

(ウェーブフォームモニター)です。

波形が縦に長いとコントラストが強く、短いほどコントラストが弱くなります。

 

 

カラーホイール

③上記スコープの見方がわかったら、こちらのカラーホイールで色を整えていきます。

 

それぞれ

・リフト→暗部

・ガンマ→中間

・ゲイン→ハイライト

の調整になります。

 

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その他

カラーチャートを使用した色補正について調べた結果、

下図の赤枠のようなツールを見つけました。

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カラーマッチというコマンドがあり、使用しているカラーチャート、

ソースガンマ【Slog3】

ターゲットガンマ【Rec709】

ターゲットカラースペース【Rec709】設定

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カラーチャットの色がすべて正方形の枠内に収まるように設定して、マッチすると

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色が補正されました。

 

彩補正を保存してグレードを適用すると、

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他のクリップにも適用されますが、

日陰で行った場合、色補正がうまくいきませんでした。

色温度入力の設定を間違えたのだと思います。

 

補足ですが、カラーページの編集はグラフィックボードへの負荷がとても大きいということです。

メモリがすぐに満杯になってしまうので要注意です。